『災害時、ペットと一緒にどう動く?』今年も防災教室を開催しました!

2019.10.07

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8月17日(土)に、新宿区にあるアニコム本社にて、43名のワンちゃんネコちゃんの飼い主さまをお迎えし、『災害時、ペットと一緒にどう動く?』をテーマに防災教室を開催しました。


昨年も開催した防災教室同様に、講師としてNPO法人アナイスの平井潤子さんにお越しいただきました。NPO法人アナイスは、どうぶつとの同行避難や避難生活についての啓発・支援を行っており、その中でも平井さんは、環境省での被災ペット救護対策ガイドラインの作成委員を務められるなど、多岐にわたって大変活躍されています。


そんな平井さんによる講演やアニコムの獣医師による被災地レポート、避難所の運営を体験する『HUGゲーム』など、災害対策に役立つコンテンツを盛り込んだ今年の防災教室。


この記事では、当日の様子をご紹介していきます!

「どうぶつとの避難生活」のお話

まずは、平井さんによる講演です。


「避難所生活だけが災害時の生活方法ではありません。時には自宅避難・自宅飼育等の選択をする必要があります。


というのも、避難所によってはペットと同居して生活できない場合があるからです。避難所の状況によっては、衛生上の問題や鳴き声の問題もありますし、怪我をされている方、体調を崩された方に配慮することが必要で、飼い主と同室でペットを飼育することが難しいこともあるのです。


仮に避難所でペットと一緒に過ごせたとしても、ペットの生活環境を整え、他の生活者から理解を得る方法を考えなければなりません。そのために避難所で生活するペット飼育者同士で助け合うことが大切です。」


ペットと共に災害を乗り越えるためには、飼い主の柔軟な対応と協力が欠かせない。どんな時でも落ち着いて対応することが重要だと教えてくださいました。

HUGゲーム~災害時を想定した訓練ゲーム~

とはいえ、柔軟な対応と協力が大切とわかっていても、災害時に落ち着いて対応できるとは限りません。そこで、参加者のみなさんに、災害時を想定した訓練型ゲーム『ペット飼育版HUGゲーム』を行っていただきました。


HUGとは、避難所(H)運営(U)ゲーム(G)の略称です。HUGゲームでは仮想の避難所を運営しますが、ペット飼育版では避難所の生活環境に加え、ペットの飼育環境も整えていくことを目指します。


用意された56枚のカードには、避難所のペットの性別や健康状態などが書いてあります。それぞれの状態と避難所運営上のニーズに従い、次々とやってくる避難者とペットに対する対応策を考えていくことで、ゲームは進行していきます。カードの内容は、実際の避難所で起こった実例を元に作られたものばかりです。


7グループに分かれて、早速ゲームスタート!参加者のほとんどが初対面の方ばかりでしたが、どのグループもスタートから大盛り上がり!


矢継ぎ早にカードから出される指示に対応していく様子は、まるで実際の避難所にいるかのようで、参加者のみなさんも真剣に取り組んでいました。

ゲーム後の参加者の声

ゲーム後は、グループごとにどんな避難所運営を行ったのか、発表しあいました。

ペット専用の避難所受付を作ったり、ペットのお散歩・ご飯の時間を固定したり…。どのグループも工夫を凝らしていて、ゲームとは思えないほどの内容でした。


参加者のみなさんからはこんな声もあがりました。

「今回のゲーム参加者は全員ペットを飼っていて、どうぶつを大事にしたいという想いが共通していた。でも実際の避難所ではどうぶつを優先する人はもっと少ないかもしれない。今日考えた対応では納得してもらえないこともあると思う。災害時はもっと臨機応変さが求められる。」まさに「飼い主の柔軟な対応と協力の大切さ」ですね。


他にも、「避難所でのシミュレーションが具体的でとても役に立った。」「自分では思いつかない考えを知ることが出来てよかった。」


などの声があがり、避難所での生活を考える機会にしていただけた様子でした。


今回のHUGゲームのように、「災害時、ペットと一緒にどう動く?」と普段から自分に問いかけることが、発災時の臨機応変な対応につながります。みなさんも「備える」ことを大切にしてください。

被災地に行ったアニコム獣医師の話

アニコムは熊本地震と西日本豪雨の際、被災地での支援活動を行いました。その様子を、実際に現地で活動したアニコム獣医師からお伝えしました。


「熊本地震の被災地では、ほとんどのどうぶつがストレスによる症状を示していて、ペットも劇的な環境変化に弱っていることがわかりました。」


「対して、西日本豪雨時は“レプトスピラ症”という感染症が懸念されました。レプトスピラ症は、野ネズミなどを通して感染し、衛生環境の悪い場所でかかることが多いといわれています。私たちが活動を行った岡山県では下水が豪雨によって流れ出てしまったので、思いもよらない重病にかかる危険がありました。」


ひとえに被災地といっても、そこでペットに見られる症状は様々です。被災地のリアルな様子に、みなさん熱心に耳を傾けていました。

防災手帳と迷子ポスター

参加者のみなさんには、今年もアニコムの防災手帳や、迷子ポスターといったおみやげをお渡ししました。


「迷子になんて絶対ならない」と思わずに、万が一に備えて事前に備えておくことが大切です!

防災手帳は下記URLからダウンロードできます。


▼「ワンちゃん用 アニコム オリジナル防災手帳」のダウンロードはこちらから ワンちゃん用 防災手帳 ダウンロード


ワンちゃん用 防災手帳 ダウンロード


▼「ネコちゃん用 アニコム オリジナル防災手帳」のダウンロードはこちらから ネコちゃん用 防災手帳 ダウンロード


ネコちゃん用 防災手帳 ダウンロード


※「防災手帳」の作り方は各PDFの2ページ目をご参照ください。

※プリンターの設定によっては、見本どおりに印刷されない場合があります。印刷する際は、用紙サイズを「A4」、余白設定を「フチなし」、倍率を「100%」にしてください。

「飼い主力」と「防災力」を高めてわが子を守る

平常時から「備えること」や「考えること」で、災害時の対応の選択肢が広がります。

あなたの「飼い主力」と「防災力」で、大好きなどうぶつさんと過ごす未来を守れるように。


アニコムは、今後も防災に関する取組みを続けていきます!

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