アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。
保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。
肛門腺の分泌液の性状はワンちゃんにより異なり、液体の場合もあれば、粘土状で硬く出にくい場合もあります。肛門の両側外側から、簡単に用手にて排出できることもあれば、肛門の中に指を入れて絞り出して出すワンちゃんもいます。どの方法が適しているかは、個体差がありますので、一度かかりつけの先生にご相談いただくことをお勧めします。
肛門腺は短期間ですぐ溜まるワンちゃんもいますし、溜まるまで時間が掛かるワンちゃんもいます。絞った後に肛門を舐める場合、肛門腺が絞り切れてないことや、絞られた後に違和感を感じて舐めていることも考えられます。また、肛門腺が炎症を起こしていたり、肛門周囲の皮膚炎や痒みで舐めることもありますので、続くようでしたら一度ご通院いただくことをお勧めいたします。
力んでいるのに便が出ない・出づらい場合は食事内容の変化や運動量の減少等による便秘や、会陰ヘルニア、肛門周囲の腫瘍、異物閉塞、腸の機能低下、足腰の痛み等の疾患の可能性が考えられます。
症状が続く場合は治療が必要なケースがありますので、受診頂くことをおすすめします。