概要
Overview女の子の鳥のお腹の中で形成された卵が、産道(輸卵管)に停滞してしまい、産卵できない状態をいいます。産卵日近くや産卵中に起こりやすいので、この時期には注意が必要です。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
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原因
いくつかの原因が重なって発症することが多いようです。原因として、不適切な飼育環境が引き起こす体調不良や下痢、日光不足、寒冷、発育不良、カルシウムやビタミン不足、運動不足、肥満、頻回の産卵等があります。
症状
腹部膨満や元気消失、羽を膨らましてうずくまる、いきむ動作、呼吸促迫、食欲不振、粘血便などがみられます。
治療
保温をして、カルシウム剤やビタミン剤の投与によりできるだけ自力で産卵を促すよう内科的治療を行ないます。内科的治療で効果が見られないときには、手術で卵を取り出すこともあります。
予防
普段から適切な温度などの飼育管理を心がけ、カルシウムやビタミンの欠乏等が生じないよう、食餌にも注意しましょう。寒い時期の巣引きはなるべく避け、早期発見のために巣引きの時期にはよく鳥の様子を観察することも重要です。
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お伺いした情報からは、卵管脱・排泄腔脱と呼ばれるような、卵管や排泄腔が反転して排泄口から出てしまっているような状態も疑われるご状況かと存じます。特に、卵を内包した状態で脱出している場合には、ご家庭での処置は難しいと言われております。感染や出血を起こし、生命にかかわる状態に陥る可能性があるため、早急な受診をおすすめします。
昨日、初卵と思いきや次の日確認したら、お尻に丸い袋のような物がぶら下がっているのを確認。
これはなんでしょう?
数年前から鶏を飼っていますが、こんな事は初めてで戸惑っております。
ぬるま湯に入れて押し入れても良いものなのでしょうか?
教えて下さい。
よろしくお願いします。
一般的な鳥種では、腹部に卵の形が蝕知されてから24時間以内に産卵されない場合に卵づまりを考えます。しかしながら、鳥さんの状態によっては停滞期間が延長する場合もあり、病的な状態かどうかの判断は難しい部分もございます。元気がない様子が続いていらっしゃるのであれば、ほかの原因がある可能性もございますので、早めに受診されることをおすすめします。