子宮蓄膿症 <うさぎ>

概要

Overview

子宮は、女の子のうさぎの腹腔内にあるY字型の生殖器官です。子宮蓄膿症は、この子宮内に細菌感染が起こることで膿が溜まり、さまざまな症状を引き起こす病気です。

 

子宮蓄膿症の診療フローチャート

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

子宮内部の子宮粘膜に、パスツレラ菌などの細菌感染が起こることが原因となります。避妊していない中高齢以上のウサギでの発症が多いようです。

症状

外陰部からの異常な血液や膿状の分泌物、元気消失、食欲不振などの症状がみられます。放置しておくと死に至ることもあります。

治療

多くの場合、外科的に卵巣子宮摘出術(避妊手術)をすることで治療を行いますが、ウサギの健康状態や飼い主さんの意向などにより、手術を行なわない場合は、抗生物質などの内科的治療を行うこともあります。

予防

若いうちに避妊手術をすることが予防につながります。また、陰部からの異常な分泌物や食欲不振などの症状がみられた場合は、早めに動物病院にご相談ください。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
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