耳疥癬 <フェレット>

概要

Overview

耳ダニ症とも言い、ミミヒゼンダニ(耳ダニ)が主に外耳道の表面に寄生することによって起こる外耳炎の症状を言います。

耳疥癬の診療フローチャート

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

原因

ミミヒゼンダニ(耳ダニ)が外耳道に寄生することによって発症します。
耳ダニが寄生しているどうぶつと接触することによって感染します。ミミヒゼンダニ(耳ダニ)は、耳の穴の中で卵を産んで増えていきますが、耳垢やリンパ液を食べて生活をするため、外耳炎を引き起こします。

症状

外耳炎を引き起こし、激しい痒みで、頭を振ったり後足で耳を引っかいたりします。また、黒褐色の乾いた耳垢が多量に認められます。

治療

耳ダニの存在が確認されたら、耳道内をきれいに洗浄し殺ダニ剤でダニを駆除します。ただし、殺ダニ剤は成虫の耳ダニに対して効果があり、耳ダニの卵には効果が期待できません。このため、一定の間隔に2 - 3回程度の殺ダニ処置をすることがあります。

予防

日頃からこまめにフェレットの耳の状態を観察することが大切です。耳垢の量や色、耳の臭いをよくチェックし、 上記のような症状が診られた場合は早めに動物病院に通院しましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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