アリューシャン病 <フェレット>

概要

Overview

"アリューシャンミンク"というミンク(フェレットと同じイタチ科に属するどうぶつ)に高率に感染することから名づけられた、パルボウイルスによるウイルス感染症です。

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

お近くの動物病院をお探しの方はこちらアニコム損保動物病院検索サイト

原因

パルボウイルスの感染により発症します。ウイルスは感染しているミンクやフェレットから唾液、尿、糞中に排泄されたウイルスを通して感染します。

症状

アリューシャンミンクでは、命に関わる感染症ですが、アリューシャンミンク以外のどうぶつでは、感染していても症状のない不顕性感染から重篤な症状を示すものまでさまざまです。フェレットの場合もはっきりとした症状がなく、慢性的に病状が進行することが特徴で、症状がはっきり現れるのは感染後期です。
症状は、後肢の麻痺、慢性疲労、体重減少、黒色便などがみられ、虚脱し、死亡することもあります。

治療

具体的な治療法はなく、他の病気にかからないための食事療法や症状を改善する対症療法を行います。

予防

現在のところワクチンがないため、アリューシャン病に感染しているフェレットやミンクに近寄らないことが大切です。感染しているどうぶつの唾液、尿、糞が、ケージや飼い主の手や服につくことによって、他のフェレットに感染します。他のフェレットをむやみに触らないこと、定期的にアリューシャン病に感染しているかどうかの血液検査を受けることなどを心掛けましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
他の動物種のデータを見る

病気のデータ

他の動物種のデータを見る

みなさんからのコメント

Comment
アニコム管理者
2021-06-04 12:01:41
>やさか様
申し訳ございません。記事内の誤字を修正させていただきました。
ご指摘いただきありがとうございました。
やさか
2021-06-03 12:45:30
×対処療法
○対症療法
ですよ。
基本的なことを間違えているので、この情報が本当に正しいのか不安になります

コメントを書く

※20文字以内で入力してください
※200文字以内で入力してください
画像
最大3ファイル / 64 MB 制限 / 許可されたタイプ: png gif jpg jpeg

アニコム損害保険株式会社

アニコム損害保険は、ペット保険を通じて、飼い主様の涙を減らし笑顔を生み出す保険会社を目指しています。

保険金支払データの分析を通じ、どうぶつがケガをしない、 病気にならないための情報の提供など、予防促進に取り組んでまいります。