発情・妊娠について <犬>

妊娠期間

犬の出産は受精から前後に2〜3日の誤差がある場合もありますが、通常63日といわれています。

 

妊娠検査

 

動物病院さんによっても妊娠検査を行う時期や方法が異なります。妊娠検査の詳細な時期などについてはかかりつけの動物病院さんに相談してみましょう。

※ 交配後妊娠していた場合の検査例
・交配後25〜30日以降にエコー検査(超音波検査)
 動物病院で妊娠を確認。この時に獣医さんと相談して、今後の過ごし方や次回の通院日を相談すると良いでしょう。
・出産予定日の7日〜10日前にエコー検査・レントゲン検査
 お腹の胎子の状態や頭数を確認。この時に獣医さんと出産兆候があった時や難産になった場合にどうすればいいかなどの
 具体的なご相談をする事が大切です。

 

妊娠中の過ごし方

 

○食事
妊娠1〜6週くらいまではお腹の赤ちゃんも小さいので、カロリー要求量はあまり増加しないので普段通りの食事を与えます。妊娠7〜9週くらいになるとお腹の赤ちゃんの体重が増加するため、赤ちゃんの数によっても異なりますがカロリー要求量を普段の食事の1.5〜2倍ぐらいを目安に増やします。この時期はお腹の赤ちゃんが大きくなり、お母さんの胃を圧迫して一度にたくさんの量が食べられなくなるため、一日量を少量ずつ・数回に分けて与えてください。またお腹の赤ちゃんのためにも栄養価が高いフードを与える必要があります。この時期から母犬/幼犬用のフードやパピー用のフードに切替えると良いでしょう。ただしお母さんが太り過ぎてしまうと難産になる傾向にあるので注意をしてあげましょう。

○運動
適度な運動は妊娠前と同じように必要です。適度な運動をすることによって、お産に必要な体力を養うこともできるといわれています。しかしながらジャンプをしたり高いところから飛び降りたりする、あるいは無理な姿勢をとるようなことなどは避けるようにしましょう。また階段の上り下りの際には滑ったり転んだりしないように充分に注意をしてあげましょう。

○その他
妊娠中の投薬は胎児に影響を及ぼす時期もありますので、かかりつけの先生の指示に必ず従ってください。また、旅行などの急な環境の変化によりストレスがかかることや疲労させるようなことは避けるようにしましょう。

 

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