猫の目の様子いつもと違う!原因や対策、治療法をご紹介!お家でできるケアも

概要

Overview

わが子の目の様子がいつもと違う!と思ったら、目の病気の可能性があります。
そもそも「目」の症状を起こさないためには、どうしたらいいでしょうか? 自宅でのケアのポイントをご紹介します。
 

目の様子がいつもと違うときの例

目が充血している、瞼が腫れているなど、目の様子がいつもと違うといっても様々な症状があります。 まずは、いつもとどのように違うのかを確認することが重要です。

 

充血

猫 充血

瞼の腫れ

猫 瞼の腫れ

流涙

猫 流涙

目やに

猫 目ヤニ

しょぼしょぼしている

猫 しょぼしょぼ

 

【「目の様子がいつもと違う時」症状フローチャート】

猫 目 フロチャ

 

「症状フローチャート」では、動物病院に行った際、どのような検査をして診断を受けるかが一目でわかります。
わが子のいつもと異なる行動や状態に気づいたら、「主訴」から順に症状をたどってみてください。ごく軽度の場合はご自宅で様子を見ることもできますが、状態がひどかったり、軽度でも数日続くようなら動物病院での受診をお勧めします。

※「症状フローチャート」は、一般的な獣医療における診断を図式化しています。 

 

それぞれの病気についてはこちらから

▶結膜炎
▶ブドウ膜炎
▶緑内障
▶角膜炎
▶検査について知ろう(6)<眼科検査>
▶白内障
▶核硬化症

 

自宅でできる目のケアのポイント

■目のまわりを触ることに慣れてもらう
最初のうちは、目のまわりを触られるのを嫌がってしまう猫も多いと思います。嫌がる場合は無理せず、毎日少しずつ行うようにすることが大切です。スキンシップも兼ねて、さりげなく目のまわりを触り、徐々に慣らしていくとよいでしょう。

(参考)
【猫のお手入れ総集編】ブラッシングや爪切り、目・耳・鼻・歯・肉球のお手入れのポイントをご紹介|猫との暮らし大百科

 

■目のまわりを触ることに慣れてもらう
猫は、きれい好きなので自分自身でグルーミングをします。
しかし、どれだけグルーミングをしても、汚れや目やにが残ってしまう場合があります。
目のまわりに、汚れや目やにがついている場合には、ガーゼやコットンなどの柔らかい布を水やぬるま湯で濡らして、目や目の周りを傷つけないようにふき取ってあげましょう。
無理に汚れを取ることはせず、汚れがひどい場合には動物病院を受診するようにしてください。

※何らかの目の症状がある場合…1~2日で改善がみられない場合や、症状が強い場合には、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

 

飼い主さん自身も正しい知識を

それぞれの病気によって、症状や治療法も異なります。目の様子がいつもと違うと思ったら、できるだけ早く動物病院に行きましょう。原因を探り、対策を行うことが、重要です。

わが子のことを誰よりも分かっている飼い主の皆さまが、この流れを知ることで、病院の先生とわが子との『三人四脚』で最適な治療を選ぶ一助にしていただければ幸いです。 

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

 

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