概要
Overview猫の歯や爪は先が細く鋭いのが特徴です。猫同士のケンカによる傷口は、小さくても奥深くまで損傷していることが多く、数日経過してから飼い主さんが傷の存在に気がつくこともあります。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
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原因
外の環境に出る猫の場合、猫同士のケンカがとても多くなります。男の子同士の縄張り争いや発情期の女の子の取り合いなどがケンカ原因となるので、去勢手術をしていない男の子ほどケンカ傷が絶えません。また、猫が複数で同居している場合には、嫉妬や順位の決定等でケンカすることもあります。
症状
傷口からの出血・熱感・腫れ・痛み等が症状として現れます。また、猫の歯や爪は先が細く鋭いため、皮膚の奥まで到達することがあり、傷口から細菌が感染し、数日後に患部が腫れ、膿の排出がみられることがあるため、飼い主さんがその時点で傷に気がつくことがあります。
傷の程度によっては痛みや食欲の低下、発熱、元気消失などの症状がみられることがあります。
治療
浅い傷であれば、消毒や外用薬で治療します。しかし、猫の傷は深い場合や細菌の感染を伴う場合が多く、消毒等とあわせて抗生物質や抗炎症薬の投与などを行なうことも多いです。また、皮膚が大きく裂けてしまったり、傷口が広範囲な場合には、外科的に縫合を行なったりすることもあります。
予防
猫がケンカをする機会を減らすことが予防となります。男の子の猫には去勢手術をすると、ある程度は縄張り争いの本能や行動範囲を制限することが出来ます。また、猫を室内飼いに徹することで、他の猫とのトラブルを回避することができ、予防につながります。
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喧嘩でできた傷だと思いますが、
写真だけで診察してくれる病院で抗生剤を出してもらっているので、傷ができると飲ませています。
痛々しくて見るたびに辛いです。
こりゃ感染したなと思い、動物病院に連れて行こうか行くまいか迷ってたら部屋じゅうに薄紫色の汁が大量に飛び散りました。すると顔も萎んで食欲も以前のように旺盛に。
傷が痒いのか掻いているうちに毛が抜け、傷が露になった時に初めて傷が深いことに気がつきました。傷は要注意です。