概要
Overview猫の皮膚に肉芽腫という炎症性のしこりができる病気です。しこりの他に皮膚に脱毛や痒みもおこることがあります。病変部分からは白血球の一種である好酸球が多数見られるのが特徴です。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
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原因
この病気が発生するはっきりとした原因は分かっていません。アレルギーや感染症などと関与があるといわれており、免疫機能の異常によって引き起こされていると考えられています。また、ストレスも発症のひとつの引き金になっている可能性があるといわれています。
症状
唇や口の中、下腹部やももの内側などの皮膚が盛り上がり、しこり(肉芽腫または潰瘍といいます)ができます。その部分に脱毛などの症状がみられ、激しい痒みを伴うことが多く、猫はしきりにその部分を引っかいたり噛んだりします。
治療
原因がはっきりとわからないため、治療が難しい病気です。ノミやアレルギーが原因となっている可能性もあり、その場合ノミの駆除やアレルギーの治療を行ないます。炎症や痒みを抑える目的で、副腎皮質ホルモン剤を投与することがあります。
予防
好酸球性肉芽腫症候群の発症を予防することは難しいですが、普段から猫とスキンシップを行い、早期発見を心がけましょう。
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皮膚が写真のような状態になる場合、外傷、腫瘍、細菌感染等による皮膚炎等が原因として考えられます。
お写真だけでは診断が出来ず、実際に診察をしてみないとはっきりした原因は分からないため、早期の受診をおすすめします。
3歳オス猫です。右前足の間接的内側に、このような穴がありました。
周辺は毛が抜けいて、
穴からはアカっぽい体液がでています。(だらだら出てくる感じではなく、つまむと出ます)
穴の下(体内)にはしこりがあります。
外傷でしょうか。皮膚炎でしょうか。
口の中にできものができる場合、外傷やアレルギーによる炎症反応、良性腫瘍、悪性腫瘍等、原因は様々ですが、できものの大きさや数、種類によっては早期の治療が必要になるケースがあります。
高齢であっても術前検査で全身麻酔が可能という判断になれば手術を行うことがありますが、リスクを完全に避けることは出来ないため、担当の先生とよく相談されることをおすすめします。