概要
OverviewAvian Gastric Yeast 症はAGY、メガバクテリア症とも呼ばれています。
病原菌の正体が不明な時期にメガバクテリア症と呼ばれていましたが、現在では病原菌が真菌(カビ)の一種であることがわかり、AGY(Avian Gastric Yeast)と呼ばれています。
主に鳥の胃に感染する酵母様真菌で、嘔吐や下痢などの消化器症状を示し、特にセキセイインコでは症状が重くなることがあるので注意が必要です。
※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。
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原因
マクロラブダス・オルニトガスター(Macrorhabdus ornithogaster)という酵母様真菌が胃に感染するために症状を起こします。一般的に、親鳥が雛鳥に給餌する際に吐き戻した食物の中に存在する菌を摂取することによって感染 します。その他にも感染している鳥の糞便中に排泄された菌を口から摂取することによって感染します。
症状
健康な鳥では症状が出ないこともありますが、ストレスなどによりAGYが胃で増殖しやすい状況下で発症することが多いようです。症状は、嘔吐や未消化便、下痢、血便などがみられます。また、長期感染になると食欲低下、体重減少などがおこります。
治療
AGYの治療には抗真菌剤を投与します。その他、症状に応じて吐き気止めや抗生物質なども併用します。糞便中のメガバクテリアが消失しても、胃粘膜内に菌が残っていることも多いため、長期間の抗真菌剤の投与が必要です。また、免疫力を上げるために鳥を保温します。
予防
早期発見早期治療が重要です。上記のような症状が見られた場合は早めに通院しましょう。
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「ペットショップでお迎えでは、よくある。今は元気でも将来、弱った時悪化したり胃癌の原因になる可能性がある。連れてきてくれて良かった」
と言われました。
治療に1か月以上時間かかります。
肺炎もあり、夜中に咳が多く、苦しそうで、、なんとか回復して欲しいで
ご飯は食べているので、少し安心ですが、油断は禁物です。
保温も、30度 、
肺炎もあり、夜中に咳が多く、苦しそうで、、なんとか回復して欲しいで
ご飯は食べているので、少し安心ですが、油断は禁物です。
保温も、30度 、
症状という症状があまりなく、生あくびをするくらいだったのですが診断されました。
お迎えをされた方は少しでも早く病院に連れていったほうが良いと思います。