湿性皮膚炎 <うさぎ>

概要

Overview

うさぎの皮膚は湿気に弱く、皮膚が持続的に濡れてしまうことで皮膚炎をおこしますが、これを湿性皮膚炎といいます。

 

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

何らかの原因で皮膚が常に濡れた状態となり細菌が増殖することが原因となります。皮膚が濡れる原因としては次のようなものがあります。
・不正咬合などの口腔内疾患により、よだれが過多になる
・結膜炎などの眼の病気により涙が過多になってしまう
・慢性の下痢がある場合
・排尿障害や尿結石などの泌尿器疾患があり、尿が漏れたり頻尿になっている場合
・肥満が原因で陰部にヒダができてしまっている

症状

皮膚は滲出液などで濡れた状態です。発赤や脱毛、かさぶたやただれなどの症状がみられます。

治療

原因となる病気の治療や要因の改善を行います。また、皮膚を乾燥した状態に保ち、抗生物質や消毒による治療を行います。

予防

湿気が少ない場所で飼育するようにします。特に梅雨の時期などの環境には十分に注意しましょう。また、こまめにケージの掃除をするようなど、環境の衛生面に注意する必要があります。また不正咬合や結膜炎等、湿性皮膚炎の原因となる病気が疑われる場合には、早めにかかりつけの動物病院を受診しましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
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