日光過敏症 <犬>

概要

Overview

強い紫外線にあたることで皮膚炎になる病気で、犬より猫で多く発症しますが、犬でもまれに発症し、コリーやシェットランドシープドッグなどの犬種におこりやすい傾向があるといわれています。慢性化すると、まれにがん化することもあるので注意が必要です。

 

※コメント欄は、同じ病気で闘病中など、飼い主様同士のコミュニケーションにご活用ください!記事へのご意見・ご感想もお待ちしております。
※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

日光に含まれる紫外線が原因と考えられていますが、詳しい発症のしくみは分かっていません。発症に遺伝的素因があるのではないかといわれております。また、毛の白い犬に多く見られる傾向があります。

症状

犬では鼻の上部に起こりやすいといわれ、その部分に皮膚炎がおき、脱毛や皮膚の赤みといった症状が現れ、進行するとただれたり潰瘍ができます。そのまま放置することでまれに扁平上皮癌に進行することがあります。

治療

皮膚の症状によって抗炎症剤や抗生剤などを投与します。症状が進行してがん化の疑いがある場合には、できるだけ早い段階で病変部の外科的切除をします。日常では、紫外線を避ける生活が必要になります。

予防

できるだけ紫外線を避けます。特に紫外線の強い春先から秋口にかけて、お散歩をする時間や長さに気をつけましょう。また、犬がお外に出る場合には、紫外線があたりやすい耳先や鼻先にUVカットやサンスクリーンを使う方法もあります。その場合には獣医師の指示に従って使うようにしましょう。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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