ホルネル症候群 <犬>

概要

Overview

眼とその周りの交感神経の障害によって発生する病気で、眼と眼の周りに特徴的な症状を示します。

※個別のご相談をいただいても、ご回答にはお時間を頂戴する場合がございます。どうぶつに異常がみられる際は、時間が経つにつれて状態が悪化してしまうこともございますので、お早目にかかりつけの動物病院にご相談ください。

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原因

眼の周りの交感神経の障害で起こります。この交感神経の障害は、脳・脊髄の外傷や腫瘍、内耳炎や中耳炎、感染症など様々な原因で起こることが知られていますが、犬の場合原因が不明(特発性)なことがほとんどです。

症状

一般的に下記のような症状がみられ、多くの場合片側の眼に発生します。
・ 上眼瞼の下垂
・ 瞳孔の縮瞳(瞳孔が縮み黒目の部分が小さく見えること)
・ 瞬膜の突出
・ 眼球の陥没(眼球が内側へ落ち込むこと)

治療

原因が判明している場合はその治療を行います。原因不明(特発性)の場合は自然に治癒することもありますが、治癒までに数ヶ月かかる場合もあります。

予防

原因不明の場合が多いので、発症を予防することは難しいです。しかし、外耳炎から波及する中耳炎や内耳炎などが原因となる場合があるので、犬が耳を痒がったり、耳垢が多い、耳が臭いなど耳の病気を疑う症状がある場合には早めに通院をしましょう。また、脳疾患が原因となることもあるので、運動異常や行動異常がみられたときにも獣医師の診察を受けましょう。
リードが首に絡まる等の事故などでも発症することがあるので、お散歩でも注意が必要です。

病気のデータ

Disease data

病気のかかりやすさ(%)

平均年間通院回数
通院1回あたりの平均単価
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みなさんからのコメント

Comment
かい
2021-06-29 14:30:46
色々ありますが、様子みます
かい
2021-06-29 14:28:32
何か色々成りますが、今は普通です。様子をみます

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